忍者ブログ
2013年11月1日 最愛の息子が睡眠中に永遠の眠りにつきました。 28年3月と3日 の思い出が色あせないうちに 彼が生きてきた証や 彼を想う時間をここに持ち 書き留めておきたいと思います。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

あの頃
桜の枝が
はらはらと葉を落としていった。
それは
枯れ枝のようにだが
固く小さな小さな無数のつぼみを持っていた

天に向かっておおきく枝を広げ
木枯らしに歌いながら揺れていた
冷たい雨に濡れながらこの日が来ると
信じていた。



膨らんだ蕾がいっせいにひらいた





固い地面にも草花

約束した時間が来て
誰にも気づかれづとも
太陽に向かって咲いた



君が残した
願いの種…

忘れる事は無い
残った者たちの
心の中で
芽生え、育ち、花咲く

きっと…

今はここには無く、
先だって行ったたくさんの者たちの
たくさんの願いと一緒に



PR
→ Comment
name title
url mail
comment                                  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
color pass
61  60  59  58  57  56  55  54  53  52  51 
忍者ブログ [PR]