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2013年11月1日 最愛の息子が睡眠中に永遠の眠りにつきました。 28年3月と3日 の思い出が色あせないうちに 彼が生きてきた証や 彼を想う時間をここに持ち 書き留めておきたいと思います。
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このわんこ
何故かここが好きなんです。
「お兄ちゃんのことを思っているのよね。」
と、母が言うと
父は
「ただ、あそこが好きなだけだ。」
という…

ふーん……





あれから9か月
今日は父がいないので
母がお経を上げました。
(一応母は息子と同じ年に得道を受けています。)
少々不安だったけれど
結構やれるもんだと…ゆっくりやれば読めました。




妹もちょっぴり覚えた

ここだけ↓↓↓↓↓上げました。

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最後のところに「弘経大士宗師等ぐきょうだいじしゅうしとう 拯済無辺極濁悪じょうさいむへんごくじょくあく」(弘経ぐきょう大士だいじ宗師等しゅうしとう無辺むへん極濁悪ごくじょくあく拯済じょうさいしたまう)とありますが、釈尊が説かれたお経の教えを広められた龍樹・天親の二菩薩と、まことみむねを明らかにしてくださった祖師がたは、どうしようもない極濁悪の私を救おうとしてくださっているのだから、「唯可信斯高僧説ゆいかしんしこうそうせ」(ただこの高僧の説を信ずべし)として、親鸞聖人は、ただただ、これら七高僧の教えに素直に従うしかないと、私にすすめてくださっているのです。

九州大谷短期大学前学長 古田 和弘




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私たち夫婦は三河の出身なので
伝統工芸である三河仏壇
鵜飼仏壇  
から入れ

朝夕おまいりをしているこの頃です。

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今日は 君の29歳の誕生日

姿はないが

君は確かに生まれ

育った。




















きみの持ってた、godzilla  だ!!



妹が やんちゃ盛りのころ

ミニ4駆組み立てるのに邪魔だからって

部屋の入口にゴジラを立てておくと
妹は怖がって
入ってこれなかった




父さんと観に行ったゴジラ映画は
面白かった?




この7月ハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』
公開されるらしいよ…



暑い7月
君が生まれた7月だね。

少しばかりだけどボーナスが出たので
閉店間際のお気に入りのケーキ屋さんを覗くと

『営業中』の看板

やれやれ間に合った…

(どんなケーキが残っているかな)と、ドアを開けると
見たことのない青年が爽やかな物言いで
対応してくれた。

一人減って、3人家族にも関わらず
4個注文しようとしている自分に気が付いて

「…の、3個でいいです。」
と、注文し終え
御代を払ってお店から出たが

何か???

あっ…!
そうか!

君だね!?

今日は月命日だもんね
君にも一個お供えしなくちゃね。




再び
店に…

もう一個追加購入する面倒な
お客さんとなっている
仕事帰りの疲れた私




本当は、息子と同じ年代の店員さんと
もうちょっと話をしたかったのかな?




マンゴープリン、夏みかんタルト、焼きチョコケーキ
君はどれがいい・・?

庭のカサブランカを活けて


夜には
3人でお経を上げた。
妹も
ちょっとだけ正信偈が読めるようになってきました。









君のパソコンの最後の検索は

10月31日

「レーシングミク」

7月上旬発送の限定予約販売



君の部屋を整理してて覗いたパソコンの最終履歴

それならば
誕生日プレゼントとして
予約しておこうとその日すぐさま注文

レーシングミク 2013 ver.

今日
届きました。




















庭の植物など…
君のテーブルの
ワイングラスに活けている




季節は確実に廻っている。



幾たびも幾たびも
私たち生きている者たちは
目覚め

この心の内に
君のことを思わない日は無い

こうやって
花をグラスに活けながら
君を思う

 



























先日、仏壇を決めに行きながら
立ち寄った

浜名湖花博

で、
君の名前の一字
植物の



を見つけたので 買って帰りました。
大切に育てていきたいな。



今日のお華は
風鈴草と小菊
(庭に栽培した小菊も入っているよ)
そして
とげのないバラ


 

もう
蛍のシーズンだね。



そういえば
米沢の工学部にいたときの君を訪ねて宿泊した






近くの
小野川温泉で、君と父さんと妹と4人で を見たね
宿泊したのは確か 

鈴の宿登府屋旅館

近所を散歩していたら豆腐をお供えしてる小さな豆腐地蔵があってびっくり
なんだろう?って言いながらお参りしたね。

また
小野川温泉には

亀屋万年閣

なんてい言う面白い名前の
古~~~い旅館に泊まったこともあった。


昭和の香りがプンプンしてて
トイレの手洗いしようと思ったら
排水管からムカデが
出てきたので あわてて水を流して
ムカデも流しちゃったよ。



そこは緩い雰囲気いっぱいだった
旅館の入口に人懐っこい猫がいた。
飼い猫か、と聞くと
「食べ物をねだりに来るんですよ。」
って、宿の人が言ってたね。
「でも、ここの戸から中へは絶対に入ってこないんですよ。」
と…(わきまえのあるにゃんこだった)

亀屋さんに泊まった帰りに
温泉卵をおみやげに買って
小犬だった
Vivoに会いに行ったね。

 



垣根にからんだジャスミンがむせ返るほどに咲いている。
君のお気に入りだった
ドレッシングボトルに
活けてみました。


庭のバラも
良い香りをさせている。
ワイングラスに
活けて君の食卓に置いておくね。



ベランダでは
君がよく料理に使っていた野菜
にんにく
を栽培してあるよ。
ずいぶん、成長してきた。

料理に楽しみを覚え始めていた君が
新鮮なにんにくを使って
おいしい料理を作ってくれるといいいな
って思ったから
あの日
にんにくの苗を買ってきてたんだけどね…
君は行ってしまってたんだね。

君のいない初めての5月

バラは香り
野菜も、花も
生きている

こうして君は
残された者たちの心の中
記憶の中に
生きている。
あれから6か月

5月になり
新しい日が始まる。

ベランダのお亀さんも
無事冬眠から目覚めたよ。

君は姿が無くても
いつもここにいる。

そう思うのに…
何故涙があふれるのか?












あの頃
桜の枝が
はらはらと葉を落としていった。
それは
枯れ枝のようにだが
固く小さな小さな無数のつぼみを持っていた

天に向かっておおきく枝を広げ
木枯らしに歌いながら揺れていた
冷たい雨に濡れながらこの日が来ると
信じていた。



膨らんだ蕾がいっせいにひらいた





固い地面にも草花

約束した時間が来て
誰にも気づかれづとも
太陽に向かって咲いた



君が残した
願いの種…

忘れる事は無い
残った者たちの
心の中で
芽生え、育ち、花咲く

きっと…

今はここには無く、
先だって行ったたくさんの者たちの
たくさんの願いと一緒に



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