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2013年11月1日 最愛の息子が睡眠中に永遠の眠りにつきました。 28年3月と3日 の思い出が色あせないうちに 彼が生きてきた証や 彼を想う時間をここに持ち 書き留めておきたいと思います。
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事故などで 手や足を失った人が
なくした手足の
感覚が
あたかもまだ手足があるかのように
 しばらく 脳内に残っていて
天気が悪いと
痛くなったりすると言う

こどもは
母親にとって血や肉を分けた分身
自分の一部のような感覚があっても不思議はないか?

「こういっちゃなんだけど、一年ぐらいはしょうがないのよ。泣けてくるのは…」
と、
姉を亡くした友人が電話口で 言っていた。
彼女は姉と二人暮らしだったから
今は一人で暮らしている。


あんなことそんな事思い出しながら
また涙がほほを伝わる。



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母が画学生だった頃の
同級生のご主人(造形大の日本画教授)が
名古屋で個展を開いているので
友人に会いながら
鑑賞
してきました。

大須の仏壇街で
名古屋仏壇を見たりしていると

仏具専門店を見つけ
ふらり
立ち寄りました。

店先で位牌を作っていたおばさんが
対応してくれて
「誰がなくなったの?」
と…
息子だと言うと
「息子ちゃんかね。可哀そうにねぇ…
こどもだって亡くなればご先祖様
子育ての楽しいときを楽しませてくれたんだよね。」
と…

仏壇が入るまで
借りの仏具では…
と、かねがね思っていたので三つ具足と、仏飯具を買い求めて帰りました。
 

次の日(3月17日) には
瀬戸の窯元の友人にお世話になり
美山陶芸教室
で、一日陶芸にチャレンジ

手元供養用の
骨壺を作って来ました。
焼きあがったら宅配で届けていただく予定です。

上手くできているかはわかりませんが
焼き上がりが楽しみです。

満足が行くまで
何度もチャレンジして造りたい。

中学生になったばかりの頃
ちょっと大人っぽいね
そのしぐさ…

今日母は
学生時代の同級生と一緒に
日本画展を鑑賞してくるね。

伝統工芸の名古屋仏壇を見たり
瀬戸に焼き物を見に行ったりしてくるね


写真の年代のころ

君のことをいろいろ心配する母に
君がよく言った言葉


「心配いらないよ。」






昨日町で
君を見つけた


正しくは、
君にそっくりな人を見かけた。

(背丈、顔の表情、歩き方はちょっと違ったかな?)

同じ方向に歩いていたので、しばらく後について行った。
しばらく歩くとその人は

ふらりと
鞄屋さんに入って行った。

「対人恐怖症」に 悩んでいた君は
(そう診断されたこともあった)

晩年 最低限の用事をこなすためにしか
外出は困難だった

ふらりと…こんなふうに街中を歩く事は無かった。

その人に
元気になった君を重ね合わせて
ちょっと嬉しく思ったり

とても悲しくなったりした。

(少しずつだけれど、
日に日に元気が出ていた君を見て
いつかきっと、
街中をあの人のように楽しげに歩ける日が来るだろうと思っていたから)



ねえ…

どうしたらいいと思う?




って時に
頼りになりそうな顔をした少年。。


君は小学校通学6年間
一年中半袖で過ごしたよね。
(その時期、学校の方針で半袖を推奨していた)

葬儀の後、ご近所の方が
「いつも半袖で通学していて、意志の強い子だったよね。」
と、言ってくださった













今日は1日

君の月命日だね。

君はかんきつ類も大好きだった 。
なくなった頃は
静岡みかんを買ってくると
いくつもいくつもおいしそうにほおばっていたね。

今日はめずらしい柑橘

ハンドボールほどのばんぺいゆを見つけたので
 いよかんといっしょに
お飾りするね。




夜には
お父さんとお経をあげるからね。



※ コメント欄をなくして 代わりに
ページの一番下に お手紙メールフォームを設定しました。 ※
もうじき君がいなくなって 4か月
君がいなくてはじめての春がやってくる。


君がいなくても…
春が来ちゃうんだねぇ

 









昨夜は
『かぐや姫のものがたり』
を、観たくて見てきた。
満月だった
 
亡くなった子は
かぐや姫だと思った。
人間世界の価値観にかぐや姫をあてはめ
名誉こそが幸せだとする翁
それが悲しくて、月からの迎えを呼んでしまうかぐや姫


 次の満月になると
月から迎えが来るけれど
「月に戻りたくない」
と、言うかぐや姫

「どうしても、返さない」
と、泣く翁と媼
 しかし

月の世界の、布を羽織ると
この世の事を忘れてしまうかぐやひめ

ラストの月から迎えが来るシーンは
如来来迎図のように
思える
明るい音楽が、軽やかさを醸し出す
 
だから、そのシーンは
私にとって癒しの一コマとなる。
昨夜はその一コマをむしょうに見たかった。。

優しかった君


 

ピアノの発表会で君がもらった
記念品を欲しがる
妹に、それを手持たせて
やっている。



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