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2013年11月1日 最愛の息子が睡眠中に永遠の眠りにつきました。 28年3月と3日 の思い出が色あせないうちに 彼が生きてきた証や 彼を想う時間をここに持ち 書き留めておきたいと思います。
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私は
眠りから目覚めて意識が戻ってくるときに
よく、涙ぐんでいます。

私は
こうして目覚めるけれど
あの子は
目覚めることなく逝ってしまった。







あの日
誰かが ささやいていた。

「何かが起こるのを心配しないで、今生きることを大切に。
何かが起こったらその時にその後どう生きればばよいか考えればいい。」

あの日の朝
妙な感覚で
目覚めた。

亡くなった母の
懐にいるような感覚


いつも、自分が母として
あるいは職場では病気の幼子を見守ったり育んだり
家庭では動物や庭の植物のお世話をしたり
家族に気を配ったり
 見守る立場でいつも物事を考えている事が多い私





その朝はこどもに戻って
逆に
誰かに見守られている不思議な感覚だった。

あの時 私は気が付いてあげられなかった

けれど
彼はもう、仏様になって逆に私の事を気遣っていたんだろうなぁ。

実家の寺にも
如来来迎図が
あって
誰かがなくなって枕経をあげるとき
床の間に飾ります。

ここでご紹介しているのは
知恩院の阿弥陀如来来迎図です。

当日我が家に来た検゛視”官の話では
「状況から見て眠っていて 急に亡くなったのだろう…」
とのことでした。
 
  
 阿弥陀二十五菩薩来迎図
(あみだにじゅうごぼさつらいごうず)
(早来迎〈はやらいごう〉)
 
 
 
 
 
 
絹本著色
145.1×154.5cm
鎌倉時代(13-14世紀)
京都 知恩院
国宝  
 「早来迎図」


雲に乗った阿弥陀如来さまが死にゆく者を極楽浄土に迎えるため人間世界に降りてくる様を描いたものです。
きっと彼の所に
菩薩となった亡くなった祖母も阿弥陀様と一緒にやってきていたのではなかったか?


そして、
彼も今頃
 幼いころ大好きだった動物
象に乗った菩薩様になっているのではないか…
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